4月に入ってからの株式市場は、無気力な感じが
続いています。
その原因の一端が徐々に明らかになってきています。
今朝の日経の一面に昨年度の外国人の売越額が
ナント5兆円長であったと報じています。この売越額は
1987年度以来の規模だそうです。この87年は日経平均
が過去最高値の38900円をつけた翌年度となります。
つまりバブルがはじけていく真っ最中と言う事になります。
この時の記憶がある私としては、昨年それほど外人が売り越したのかと
ただただ驚くのみです。
以前聞いた話の1つにアメリカのベンチャー企業が成長するか否か
の判断は3年間と聞いた事があります。
アベノミクスが始まって3年が過ぎました。
この期間の日銀の量的緩和や、直近のマイナス金利導入。
劇薬も3年使い続けた結果、薬が効かなくなったようです。
そして残念ながら、アベノミクスの目に見えるほどの果実
は、現在も見当たりません。
これでは大幅売り越しも、やむ無しかも知れません。