本日(5/7)の日経1面は【投信不信 迷うマネー】と言う記事が掲載されています。
今更ですが、金融庁が毎月分配型の投信に対し、ある種の警告を出しているような印象を受けました~もちろん私の主観ですが・・・。

毎月分配型投信については、何年も前から”タコ足配当”という指摘がされていて、その批判も踏まえ証券会社等の残高報告書では配当金を踏まえた保有投信の損益状況がわかる、報告書が届くようになっていると聞いています。

ただ、この問題の本質は顧客である投資家の【投資知識】、知力の不足が根底にある事は否めません。

理想としては、賢明な投資家が上記のような商品を当たり前の事として選択せず、選択されない商品が淘汰されていく事。
それによって、リスク商品が金融機関の販売力によって支えられるのではなく、投資家の選択により良い商品が残存額を増やし、投資家利益にかない、更にファンが増え、延いては健全な市場形成と経済に役立つ~と言う好循環となることが、真に望ましいと個人的には思っています。